自分で作った プログラム は、最初から正常に動くとは限りません。 むしろ正常に動くほうが稀です。ですので作成したプログラムは マイコン のメモリに送信して、 実際に動かし、思ったとおりに動くまで動作確認をする必要があります。
H8/3069ネット対応マイコンのメモリにはROMとRAMがあります。 既に覚え書き4でROMにMESを入れましたが、 プログラムの入るメモリは動作試験時と使用時とで違いがあります。
動作試験時
ROM:MES(OS)と付属ファイル
RAM:プログラム
使用時
ROM:MES(OS)と付属ファイル+プログラム
H8/3069ネット対応マイコンのROMは100回ほど書き込むと壊れてしまう。
ROMへの書き込みは面倒。などの理由で、通常はプログラムをRAMに転送し、
動作の確認が出来てから、ROMを焼きなおして使用する、という手順を踏みます。
それではRAMにプログラムを転送してみましょう。
パソコンとH8/3069ネット対応マイコンをRS232CとLANで接続して行います。 RS232Cはパソコンからの命令のやり取り。LANはプログラムデータの送信を行います。ちょっとややこしいですね。
@パソコンとの接続
覚え書き8の要領で接続します。
ATFTPサーバの起動
デスクトップ上のTFTP Serverをダブルクリックしてウインドウを開きます。

Browseボタンを押し、CurrentDirectoryをコンパイル済みのファイルのある
フォルダに変更します。ここでは 覚え書き7で作成したファイルを転送するので C:\work\mes\test に設定しています。

B転送
ハイパーターミナルから転送を指示するコマンドを送ります。
送るファイルはここではC:\work\mes\testの中のtest.elfです。
今回は、ハイパーターミナル上で、
tftp test.elf 192.168.11.1 リターン
とキー入力します。
tftp [ファイル名] [PCのIPアドレス]
ですね。
...と表示されている間は転送中です。
![]()
C転送の確認
ハイパーターミナル上でdir と入力して、H8/3069ネット対応マイコンに入っている ファイルを見ます。
test.elfが入っていれば転送成功

Dプログラムの動作試験
ハイパーターミナル上で、
test.elf リターン
とキー入力します。これは
MESに対し、test.elfというプログラムを実行してくださいと頼むコマンドです。
![]()
test.elfはHello Tomosan!と表示するだけのプログラムなので、
Hello Tomosan!
が返ってくれば正常に動作していると確認できます。
うまく動いてくれるまで、「プログラムを直し、動作試験をする」を繰り返します。
日付: 2006-09-25 00:00:00
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