なにも管理していなければ、昼は温度が上がりすぎ、夜は下がりすぎてしまう温室。
前ページの実験では、最高気温を抑制できました。では、今度は最低気温の低下を抑える実験をしてみましょう。
前々ページでは地面からの熱が、夜間の温室内の気温を維持していると考えました。今回は、地熱を
さらに効率的に取り込めるよう、半地下式の温室を考えてみることにします。
原理は下のようになります。
昼間:気温が上がると、熱は気温抑制装置や地面に吸収され、ハウス内の気温はそれほど上がらない。
夜間:夜間は暖かい地面からじわじわと熱が出てきて、ハウス内の気温はあまり下がらない。
さっそく半地下式のホットキャップを作り、気温を計測してみました。
写真奥は比較用、手前が半地下式のホットキャップです。
シートの下に穴を掘り、水を入れた容器も置いてあります。
測定結果は下図のとおり。
最低気温がかなり高い状態で維持され、ほぼ満足のゆく結果になりました。
この性能で実際の温室のサイズにまでスケールアップできれば、
温度管理不要なメンテナンスフリー温室ができそうですね。
実験はしませんでしたが、能動的に地熱を利用する温室も考えました。
縦に長い水槽を温室内に地下深く埋め、水を循環させるというもの。
昼間は温室の熱を地下に運んで室内の気温上昇を抑え、夜間は地熱を温室内に運んで気温降下
を抑える原理です。
実際に雛形を作ってみましたが...結果は知れているので実験はしませんでした。
作成日: 2011-06-06 22:31:15
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