市販の 巣箱 はけっこうな値段がするので、自分で作ることにしました。形状をシンプルにし、安くて簡単にできるよう
に設計しました。その代わり、移動や雨対策は考慮していません。
巣箱1Setで箱2コ、底板2コが必要です。箱は底がなく、継箱と兼用です。底板をまずおき、その上に箱を重ねます。
載せるだけなので、動かすときは気をつけないといけません。蓋は底板と兼用にしましたが、実際には市販品の蓋を
使っています。
箱部分

底部分

材料
6×1(140×19mm)×1820 2本 (箱1つ分)
180×12×2000 杉板 (底板用)
30×30角材 (底板用)
巣箱の作り方
@材料カット
ホームセンターで1×6(19mm×140mm)L1820mmの木材を2本購入し(一箱分の材料)、これを380mm4本と503mm4本にカットしてもらいます。ホームセンターには高級な機械があるので、正確にカットできます。揩ソ帰って自分でカットしてもいいのですが、正確に切れないと後の工程で大変苦労することになります。
Aビスケット接合
2枚の板をビスケットという木片を使い繋げます。まずは写真のビスケットジョイナーという機械を使い、溝を掘ります。
機械にはこんな歯がついていて、材料を押し付けると円弧状の溝が出来ます。
ビスケットに木工ボンドをまんべんなく塗り、この溝に入れ、
ハタガネ
で固定します。ビスケットは厚み方向に圧縮されていますが、ボンドの水分で膨張し、溝にガッチリ食い込みます。1條ヤほどで動かなくなります。これで4枚の板が出来上がります。
B幅を整える
繋げた板は幅280mmになるので、250mmになるようカットします。
C切欠きの加工
巣枠を掛ける切欠きを作ります。まずは材を縦にし、ハ真の要領でぶれないように固定しながら溝を切ります
。
氓ノ材を横にして、所定の切込みを入れます。縦のカットは必ず横の前に行います。順番を間違えると、切り翌ニした材が
ノコギリ
とテーブルの間に挟まったり、材がぐらついたりして大変危険です。
カットするとこのようになります。栫X、切り翌ニした部材が鋸浮ノ引っかかって勢いよく飛び出すことがあるので要注意です。
切り翌ニしは2枚に施しますが、そのとき材の継ぎ目が同じ位置になるようにします。こうしないと後で不都合が生じます。
D下穴加工
ネジ穴を所定位置にあけます。ボール盤を使えば垂直に穴が明けられます。
E組立
再びビスケットジョイナーで溝を切ります。ここにビスケットを入れ、闡≠ュ組立て、ハタガネで仮固定します
。こんな
感じで板の継ぎ目が食い違うように組みます。平らなところにおき、箱がガタガタしないか確認します。@で正確にカットされており、ビスケットを使っていれば、まず大丈夫でしょう。いくつもこの箱を作っていますが、ガタガタして困ったことは今のところありません。もし、不都合があれば...完成後にカンナ等で調整しないといけません。
氓ノ、2つの対角の寸法を測り、箱がひし形になっていないか確認します。歪んでいたら、押したり引いたりして調整します。ビスケットが膨張してしまうので、この測定も手早く済ませましょう。
Fネジ~め
電動ドライバーを使い、ネジを打ち込んでゆきます。Eの作業に入る前にドライバーのバッテリーが十分にあるかチェックしておきましょう。ビスケットにボンドをつけてからバッテリー切れに気づくと、かなり厳しい状況に追い込まれます。ネジのうち1本は必ず
食い違い部分に打ち込みます。これがないと、幅方向の引っ張り過重は全てビスケットが持つようになり、気揩ソが悪いです。
こんな感じで打ちました。幅の広い部分は裏側にビスケットが入っています。
G確認
最後に巣枠を入れてみて、不都合がないことを確認します。これで完成!
フタ 2005/6/6追記
底板兼用のフタでは、フタが歪んでしまい、蜂が隙間から出入りする不具合が出ましたので、新たにフタを作ることにしました。

熊谷
養蜂
場製のフタが秀逸なので、これを真似て作りました。このフタは裏面が全面金網張りになっており、
ミツバチ
が無駄巣を作りづらいようにしてあります。その上の板と隙間が10mmほど空いており、そのまま換気口になっています。
作ったフタがこちら。網とフタに分けました。
こんなふうに二つ重ねて使います。夏になったらフタをずらし、換気面積を増やす予定。冬になったら...網を外して暖かい空気を逃がさないようにします。
日付: 2005-10-19 23:15:00
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